会社のロゴを作成するときに重要なポイント

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会社のロゴを作成したいと考えるシーンはいくつもあります。それぞれのシーンに応じてどのような形で作成するのがベストかは異なりますが、共通して意識しておきたい重要なポイントも少なくありません。この記事では価値のある会社のロゴを作成するために押さえておくと役に立つポイントを紹介するので参考にしてください。

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会社のロゴを作成するシーンとは

会社のロゴはどのようなシーンで作成されるのかをまずは確認しておきましょう。これから新しい事業を立ち上げたいと考えて、会社を設立するシーンが最も代表的です。会社のアイデンティティとしても象徴としても機能するのがロゴマークだからです。

会社のブランドを示すマークにもなり、会社がよく知られるようになったときには消費者がロゴを覚えてくれるでしょう。これから作り上げていく会社をどのようにしていきたいかをよく考え、象徴するようなイメージに仕上げるのが重要になります。

一方、会社を設立してからロゴを作成するケースもあります。典型的なのは会社として事業方針を大きく変更したり、事業拡大を図ったりするシーンです。会社のイメージを一新して消費者の見方を変えたいという思いを込めて、今まで使用してきたロゴから変更するケースが多くなっています。

ロゴは会社のイメージとして定着するのが特徴で、消費者から良い印象を持ってもらえているときには注目してくれる可能性が高く、新商品や新サービスの売れ行きも良くなるのが一般的です。しかし、人気が低迷して印象があまり良くなくなってしまうと、新しい製品を出したのに目を向けてもらえなくなることもあります。

その状況を打開するための戦略としてロゴの作成がおこなわれています。また、もともとロゴを持っていなかった会社が作成するシーンもあります。少人数で会社を設立したときを代表として、会社を立ち上げた時点ではロゴ作成をしないことも決して少なくありません。

その後に事業がうまくいくようになって、ブランドを立ち上げたいと思ったときにロゴを作ることも多いのです。上場企業を目指そうと考えた時点で会社のロゴを作るケースもあります。このように会社のロゴを作成するシーンはたくさんありますが、今後の成長や新製品の販促、ブランディングなどを意識しているのが一般的です。

会社のロゴ作成では目的を明確化するのが重要

会社のロゴを作成するときには目的を明確にしましょう。ロゴを作成するのには時間も労力も費用もかかるため、それに見合った効果を得られるように仕上げることが重要だからです。目的がはっきりとするとどのようなデザインのロゴを作成すべきかもわかりやすくなります。

ブランディングが目的ならブランドイメージを象徴するように仕上げるのが基本です。消費者の印象に残るデザインにすることも大切なので、細かく作り込むよりもシンプルにした方が良いでしょう。ブランドカラーも重視して、潜在意識にできる限りの情報を留めてもらえるようにするのが重要なポイントです。

一方、社内の団結力を高めるためにロゴを作成するケースもあります。会社として何を目指しているのか、何をアイデンティティにするのかを重視してデザインすることで共通認識をいつも持つことができるでしょう。こだわっているものがあるなら、それをシンボルにしてロゴを作成するのが効果的です。

お酒の会社なら酒器をモチーフにしたり、原材料に用いている穀類や果実などをエンブレムに使ったりするのが典型的な方法です。このように目的が明確になると会社を象徴するロゴをスムーズに考えられるようになるので、ロゴ作成をしようと考えた時点でまずは目的を具体的に考えましょう。

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ロゴに何を込めるかをリストアップしよう

目的と合わせて考えると良いのがロゴに込めたい内容です。消費者にどんなブランドだと思って欲しいのか、社員にどのような意識を持って働いて欲しいのかといったことを広く考えてみましょう。ロゴに何を込めるかもできるだけ明確にしてリストアップするのが良い方法です。

全ての想いを小さな会社のロゴに込められるとは限りません。しかし、リストアップしてみることで本当に必要なことは何なのかを落ち着いて考え、比較検討することができます。リストアップをしたら優先順位を付けて、できるだけ上位のものがはっきりと伝えられるようにデザインを整えていきましょう。

ロゴの利用シーンを具体化しよう

ロゴのデザインをする段階になったら利用シーンを具体的にイメージするのも重要です。会社のロゴを利用するシーンはたくさんあります。会社が開発した商品のパッケージにプリントすることもあれば、サービスの宣伝のときにポスターに印刷することもあるでしょう。

ノベルティやプレミアムを使って反則をするときに、グッズにプリントするのも一般的な使い方です。採用活動のときには求人票にロゴを入れたり、会社説明の資料に大々的に印刷したりすることもあります。名刺などの会社から社員に支給や貸与をするものにもロゴ入れをするのが一般的です。

利用シーンによってロゴのデザインが奇抜な方が良いか、落ち着いていて目立たない方が良いかも異なります。サイズによる印象の違いも考慮してデザインすると、さまざまなシーンで魅力があるロゴとして見てもらえるようになるでしょう。

会社のロゴにかかる費用の考え方も大切

会社のロゴを作成するときには費用についても考えるのが大切です。社内に優秀な人がいればロゴのデザインをしてもらえば良いかもしれません。ただ、ロゴは一度決めてしまうとよほどのことがなければ変更できないので、費用がかかるからといって外注するのを断念してしまうと後悔する可能性があります。

プロのデザイナーには一度は相談してみた方が良いでしょう。相談してデザインについての話し合いをするだけなら無料で対応してくれるデザイナーもたくさんいます。もしそのプロセスの中で信頼できるデザイナーに出会えたなら、ロゴ作成を依頼すると秀逸な仕上がりにできるでしょう。

会社のロゴは目的を達成できるように仕上げられているのが大切です。多少の費用がかかっても良いというスタンスで作成を進めましょう。

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会社のロゴは目的の達成を重視して作成しよう

会社のロゴを作成するのは会社やブランドの知名度を上げたり、新しい事業を始めたりする重要なタイミングがほとんどです。目的や用途をできるだけ明確にして、ロゴに込めたいものが何かもリストアップしてからデザインを進めていきましょう。

一度作成したらなかなか変えられないことも考慮し、目的の達成に最適なロゴの作成には費用をかけることも惜しまないのが大切です。

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